メインビジュアルがこんな

感じで、タイトルが『縞模様のパジャマの少年』。コピーが、

第二次大戦下のドイツ──
フェンス越しに生まれた禁じられた友情。
「どうして君は、昼でもパジャマを着ているの?」

だったら、どのくらいまでストーリーを予測できるだろうか?

大方、この予想は裏切られることはない、のだが……。

 なんか所謂ホロコーストものとは毛色の違う映画。映像も音楽も美しく、主人公の無垢さが特に伝わってくる。ドイツ人の子もパジャマの子も瞳がものすごく澄んでいて、アップになるたびに思わず見入ってしまう。美しすぎる。

 純粋な子供の目から見ると、世界はこんなに輝いているのか知らん。映画が進んでいっても意外に死ぬだの殺すだのが画面に出てこないので、これはひょっとすると第二次世界大戦というのはただの状況設定で、あくまで穢れを知らない子供の心にフォーカスした、美しい美しい、最後まで美しく終わる映画だったり…?

 ……ッて油断していると、ラスト20分の急展開でカウンターパンチを喰らい、思い切りヘコまされる。

 ええぇぇぇ、そういうオチだったんですか!

 ――でも、そんなにヘコまなくてもいいのかな、とも思う。だって二人の友情は結局引き裂かれることはなかったんだし。戦争をやっている大人に天罰が下る寓話。

THE BOY IN THE STRIPED PYJAMAS

『THE BOY IN THE STRIPED PYJAMAS』
監督:マーク・ハーマン
2008年 イギリス/アメリカ

「PEELING POTATOES」 3070px × 2340px 2010/9/2
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縞模様のパジャマの少年